東星学園幼稚園の目指すもの

作品イメージ

東星学園幼稚園
園長 大矢正則

大切にされている経験

東星学園幼稚園の目指すもの

東星学園幼稚園は、1940年に、フランス人宣教師ヨゼフ・フロジャク神父によって創立された清瀬市で最も長い伝統を持つ幼稚園です。

東星学園幼稚園、小学校、中学校、高等学校は、同一の普遍的な建学の精神に基づいて、保育・教育にあたっています。その建学の精神は、「キリストの愛の精神。人間の価値とその使命を尊ぶ」という言葉で受け継がれています。これを、私なりに言い換えますと、「神様はすべての人を大切に思って下さっており、一人ひとりにユニークな価値と使命を用意して下さっている。それに気づく喜びを子どもたちに伝えたい!」となります。東星学園の高校を巣立つとき、生徒諸君に、こうした喜び、つまり、自分の価値と使命を受け容れて生きる人になってほしいと毎日考えています。

さて、そのような人になるために、幼稚園時代に子どもたちはどんな経験が必要でしょうか。それは、たった一つ。「大切にされている」という経験です。

待ってもらえる安心感

この「大切にされている」経験とは、けっして甘やかされているということではありません。「大切にされている」経験を一言でいうと、「待っていてもらえる」という経験です。

子どもには一人ひとり個性があり、発達にも凸凹や早さの違いがあります。たったいま、「個性があり」と書きましたが、この「発達の凸凹や早さの違い」こそが個性なのでしょう。発達の早さは個々によって異なりますが、順番は変わりません。言葉なら、まず、「ママ」とか、「ミイミイ」(ミルク)という一語が出て、二語文、三語文を言えるようになります。運動ならば、はいはいから始め、つかまり立ちができるようになり、次に自力で立ち上がり、ヨチヨチ歩きからはじめ、やがて歩行が安定します。この順番は一般に変更不可です。しかし、それができるようになる時期や、それが得意か不得意かは個人によってかなり異なるのです。特に、三歳・四歳・五歳という時期には、その違いが目立つ場合があります。だからこそ、その時期の子どもに関わる私たちは「待つこと」が大事です。子どもにとっては「待っていてもらえる」という安心感です。

子どもは内的発展の法則に従って自己発展する存在です。「待つこと」は、この自己発展する自由を、「待つ人」が保障してあげるということになります。子どもは自由に自己発展してこそ、本来の自己を発揮していきます。一律に何かを強制したり、ほめすぎたりしては、子どもの内的発展はけっして起こりません。

神様を信じて自由に!

子どもの内的発展、自己発展とは、その子どもが生きていくために必要なものはすべて子どものうちにもともと備わっており、環境さえ整えてあげれば、必ずいつか子どもはそれを自己のうちに見いだし、花開かせるという、保育・教育原理に基づいています。これはカトリックの人間観とも深く通底しています。子どもは、良い環境の中で、自由のうちに内的発展をとげます。

私たち東星学園幼稚園の教職員は、子どもを一人ひとり、神様が造られた最高傑作であることを信じています。この確信は保育の言葉でいうと、子どもの内的発展の法則を子ども教育の基本原理においているということもできます。

『静』と『動』の保育

内的発展の結実としての自己発展は、何かに専念した子どもの中に見いだすことができます。しかし、そこに絶対不可欠なものがあります。それは、静粛な時間の確保です。

子どもの成長は行動(=動)の中で見いだすことができます。それは行動変容という形で大人の前に現れます。しかし、その形が本物として表れるためには、静粛(=静)な状況を経ていなければなりません。東星学園幼稚園では、この『静』の時間を非常に大切にします。

 

東星学園幼稚園の概要

住所 〒204-0024
東京都清瀬市梅園3-14-47
TEL: 042-493-3241
FAX: 042-493-3337
交通機関 西武池袋線  秋津駅南口下車徒歩10分
JR武蔵野線 新秋津駅 下車徒歩15分
概要 ・園児(年長・年中・年少)
・職員10名(内非常勤2名)
・併設校 東星学園小学校
・併設校 東星学園中学・高等学校
保育時間 月~金 9:00~14:00
預り保育 8:00から保育開始まで。保育終了から18:00まで
保育時間外特別活動 体育教室・リトミック教室・英語教室

 

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